日本の高校生が海外へ交換留学をしたい場合には、交換留学団体の選考試験にパスした人が、交換留学団体から派遣されることになります。留学先は、基本的には「自分の希望する国の公立高校」です。
留学先ではホームステイをしながら、現地の高校に通うことになります。
交換留学生は、私費留学に比べて安い費用で留学ができます。
ただし、交換留学を支援している団体は、基本的にボランティアで行っているため、私費留学でエージェントを利用した場合に比べて、現地での支援は手薄となります。また、留学先の国は自分で選ぶことができますが、地域や学校を直接選ぶことはできません。現地で交換留学生を受け入れてくれるホームステイ先も、すべてボランティアです。
交換留学という制度は「かつての戦争の悲劇を繰り返さないために、自国の文化以外の様々な文化に触れて、それらを受け入れることのできる人材を育成しよう」という理念のもとに始まったものです。そのため、交換留学生には派遣先で良い人間関係を築くことや、文化の交換・交流ができるように努力すること、などが求められます。
高校生が親元を離れて生活する、しかも異文化のまっただ中で生活するというのは、想像より厳しいことかもしれません。高校生本人が交換留学を希望しても、親御さんはご心配なことでしょう。「かわいい子には旅をさせよ」ということと、子供が勢いやノリだけで「留学したい」といった場合に、落ち着かせ、冷静に話し合うように持っていく役割りを、親御さんが担わなければならないでしょう。
